TV雑感：ガイヤの夜明け「がんを早期発見！命を救うニッポンの技術」＆自宅検診についての案件
ガイヤの夜明け「がんを早期発見！命を救うニッポンの技術」を先日TVでみてみました。
内視鏡技術の進歩（AIによる補助診断）による消化管癌の早期診断についてと、乳がんの産生する「エクソソーム」を感知する新たな診断方法についての話でした。
内視鏡技術の進歩（AIによる補助診断）による消化管癌の早期診断
内視鏡の早期がんに関してはわかりやすいものはよいのですが、専門医でも迷うケースは多々あります。
その際にAIが診断の補助をしてくれると非常に助かります。
病変が癌なのかどうかほ判別とか、見つけにくい病変を感知するとかを、結構な確率で行えるようになってきています。
囲碁や将棋の世界でも、人が棋譜を研究するのにAIが活用されていますよね。
これからは人とAIが力を合わせて、より内視鏡検査は進化していくのだと思います。
涙で、乳がんの産生する「エクソソーム」を感知する新たな診断方法
体内のあらゆる細胞が出す「エクソソーム」という物質。
これは細胞が自分の情報を入れて、別の細胞に送る「カプセル」のようなもの。
正常細胞とがん細胞が出したエクソソームの違いを検出して、体の中のがんの存在を検知する方法が研究されています。
現在、涙を用いた検体で、乳がん領域での実用化が目指されています。
女性がかかるがんの1位「乳がん」。
代表的な検査にマンモグラフィーがありますが、機械で乳房を挟み込むため苦痛を伴い、検査を避ける人も少なくないようです。
乳がんは早期発見できれば10年後の生存率は99％ですが、4期まで遅れれば16％に下がります。
涙を使った、痛みもない簡単な検査が可能になれば、多くの女性の命を救うことができますね。
P.S.
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